雑草は、地球温暖化防止の救世主!!

目次

公園掃除

公園掃除(英語版)

セリフ

1「ねえ ママ・・・」
「なあに?」
2「植物が、酸素を作っているんだよね?」
「そうよ。」
「光合成って言うんだよね?」
「よく知っているわね!」
3「今、地球温暖化が進んでるんだよね?」
「そうよ。」
「砂漠化が、進んでいるんだよね?」
「地球を大事にしないとね。」
4「どうして草を抜くの?」
「公園を綺麗にするためよ。(えっ! 何でだろう!)」

地球温暖化なんだから、公園の草むしりやめない?~子どもの素朴な疑問に親が返答に窮する話~

「地球温暖化なのに、なんで草むしるの?」

そんな質問を子どもにされたことはありませんか?

私はあります。

あの小さな目でじっと見つめられ、「え、なんでだろう…?」と詰まってしまったこと、皆さんも一度は経験があるかもしれません。

今回は、そんな子どもの無邪気な疑問をヒントに、草むしりが本当に必要なのか、地球温暖化の視点から考えてみたいと思い。4コマ漫画のネタとして色々考えてみました。

もちろん、真面目一辺倒ではなく、明るい話題です。

子どもの「なんで?」は侮れない

草むしり=当たり前?

地域の公園や学校の周りで行われる「草むしり」。

ボランティア活動や環境美化週間などで、地域の住民総出で行われることもあります。

「雑草を取ってスッキリ!」という達成感はあるものの、よく考えるとこれって本当に必要なのでしょうか?

ある日、公園の清掃活動に参加していた私は、5歳の息子に言われました。

「ねえ、なんで草抜いてるの?」
「きれいにするためだよ。」
「でもさ、草がなくなる温暖化進むんじゃないの?」

――え、確かに??

息子の指摘は核心をついていました。雑草も植物の一種ですから、地面を覆うことで直射日光を防ぎ、土の乾燥を防ぎます。

また、草が光合成で二酸化炭素を吸収してくれることを考えれば、むしろ温暖化対策に一役買っているのでは…?

子どもの「なんで?」が大人を困らせるのは、こうした鋭い視点を持っているからです。


雑草をむしる理由って?

見た目の問題

草むしりの理由としてよく挙げられるのは「見た目が悪い」というものです。

確かに、公園や庭が雑草だらけだと荒れた印象になります。

でも、考えてみてください。地球温暖化が進む中で「草が生えている」ことは本当にそんなに悪いことでしょうか?

むしろ、ちょっとした緑が増えることで涼しい環境を作り出せたり、虫や鳥の生息地として役立ったりします。

「見た目」の問題だけで草をむしってしまうのは、もったいないかもしれません。

衛生や安全

もうひとつの理由が「衛生面や安全性」です。

特に、背の高い雑草が茂ると、虫が多くなったり、視界が悪くなって危険だったりする場合があります。

子どもたちが遊ぶ場所では、やはり雑草をある程度整える必要もあるでしょう。

ただし、これも「全部むしる」必要があるのかは議論の余地があります。

手間もかかるし、必要以上の除草はエネルギーの浪費に繋がることもあります。


草むしりをやめたらどうなる?

雑草の可能性

草むしりをやめた場合、雑草が茂ることでどんな影響があるのでしょうか?

まず、雑草が地面を覆うことで「自然のマルチング」効果が期待できます。

マルチングとは、地面を覆って水分を保ち、雑草の成長を抑える技術です。

皮肉なことに、雑草自体がそれを実現してくれるわけです。

さらに、雑草は土壌改良にも貢献します。植物が枯れて土に還ることで、微生物が活性化し、豊かな土壌が育まれます。

つまり、雑草を放置することで「自然に優しいエコシステム」が生まれる可能性があるのです。


「草むしりゼロ宣言」?未来型公園の提案

雑草をデザインする

草むしりを完全にやめるのは難しいかもしれませんが、「雑草を活かす」公園作りは可能です。

例えば、特定のエリアだけ雑草を残し、自然のままの状態を観察できる「雑草観察ゾーン」を設けるのはいかがでしょうか?

また、雑草の中でも花が咲く種類や、虫を呼び寄せる種類を活用すれば、子どもたちにとって楽しい学びの場になるでしょう。


草むしりに代わる新しい活動

「草むしり」という概念をリニューアルすることもできます。

以下のような活動を提案してみると、地球環境にも優しく、楽しいイベントになるかもしれません。

雑草アートコンテスト

むしった草を使ってアート作品を作るイベントはいかがでしょう?創造性を刺激しながら、草むしりの労力を楽しさに変えることができます。

地域全体で「草むしらない」宣言

地域の公園や公共スペースで、雑草をむしらない代わりにどのようなメリットがあるのかを学び、共有するキャンペーンを行うのも良いでしょう。これは、地球温暖化について考えるきっかけにもなります。


結論:「なんで?」に答えを用意する必要はない

子どもの「なんで?」に明確な答えを出す必要はありません

。それよりも、「じゃあどうしたらいいかな?」と一緒に考える時間を持つことが大切です。

草むしりを通じて、地球温暖化や自然との共生を学ぶきっかけを作れるなら、それこそが最高の「答え」なのではないでしょうか?

「地球温暖化なんだから、草むしりやめよう!」
こんなシンプルな一言が、未来の公園を変える第一歩になるかもしれませんね。


でも、雑草抜くな運動みたいものが激しくなると。それはそれで・・・といったところですね。

まとめ

草むしりを見直すことで、地球温暖化に優しい選択が見えてくるかもしれません。

そんな妄想をして今週過ごしておりました。

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